富山みっけの連載「みっけの旅」第1弾、富山駅からレンタカーで称名滝へ行く日帰り旅。3回目は帰り道です。
称名滝から富山駅へ戻る途中には、立山黒部アルペンルートの入口・立山駅と、日帰り温泉の立山吉峰温泉 ゆ〜ランドがあります。
みっけの旅 第1弾 富山駅からレンタカーで称名滝へ(全3回)
- ① 富山駅〜立山あるぺん村〜立山サンダーバード〜ドライブイン剣(お昼)
- ② 称名平駐車場〜遊歩道〜称名滝〜レストハウス称名
- ③ 帰り道(イノシシ・立山駅前の寄り道・吉峰温泉ゆ〜ランド)(この記事)
第3回のポイント
- 帰りの山道ではイノシシ・サル・タヌキに出会った。動物の飛び出しに注意
- 立山駅前には、おにぎり・食事・カフェの店が並ぶ
- 立山観光案内所では電動アシスト自転車を借りられる(看板では3時間3,000円)
- ゆ〜ランドは大人750円、10:00〜21:00、毎週火曜休み
帰り道で、イノシシの親子に遭遇
称名滝から立山駅へ下りてくる途中、なんと道路をイノシシの親子が横切っていきました。

じつはこの日、見かけたのはイノシシだけではありません。サルも出てきましたし、タヌキもいました。このあたりは、野生の動物がふつうに暮らしている場所です。
道のあちこちには「クマ出没注意」の看板も立っています。車で行ける場所とはいえ、すぐそばに野生の動物がいる、という意識は持っておいてください。ドライバーの皆さんは、カーブの多い道ではスピードを落として、動物の飛び出しに気をつけて走りましょう。
立山駅、アルペンルートの富山側の入口
立山駅は、立山黒部アルペンルートの富山側の入口です。駅舎には「55th anniversary」の看板があります。アルペンルートは1971年(昭和46年)に全線が開通し、2026年で55年目です。ここからケーブルカーで上へ向かいます。紅葉の時期は乗り物に乗る人で朝から混み合うので、今回は乗らずに、駅前だけ歩きました。

駅前のロータリーには、称名滝探勝バスの乗り場があります。

午後の立山駅は、やはり観光客でいっぱいでした。ロータリーのまわりで座って休む人、バスを待つ人で大にぎわいです。私たちは車で称名滝まで行ったので、この混雑に巻き込まれずにすみました。寄りたいところに自分のペースで寄れるのが、レンタカーの旅のいいところです。
熊王の水で、キンキンの水分補給
駅前のロータリーのそばには、大きな石を組んだ水飲み場「熊王の水」があります。石の間から、2本の筋になって水が流れ出ています。

富山県の名水のページ(周辺の見どころ)によると、冷たくておいしい水として知られていて、昔から立山の雄山神社へお参りに向かう人たちが、この水でのどをうるおしてきたそうです。
※熊王の水のいわれは、富山県「とやまの名水 立山玉殿の湧水」のページより。
じつは私、サイクリングでここまでよく来るのですが、いつもこの水で水分補給をしています。キンキンに冷えていて、夏でもおいしいんです。
立山駅まで来れば、このおいしい水が飲めるので、わざわざ飲み物を買っておかなくても大丈夫。空のボトルを1本持っていくのがおすすめです。
駅前のイチョウは、ちょうど黄色く色づき始めていました。


立山駅前で寄り道
駅前の通りには、食事やおにぎり、カフェ、お土産の店が並んでいます。ドライブイン剣がお休みの日のお昼にも使えます。
おにぎりの志鷹
「山歩きに最適!」の看板が出ている、おにぎりと軽食の店です。富山米を使った手づくりのおにぎりは、2個入りで700円。そばやうどん、カレーもあります。

| 品名 | 値段 |
|---|---|
| おにぎり(2個入り) | 700円 |
| 白えびコロッケ(1個) | 550円 |
| そば/うどん | 各700円 |
| 山菜そば/山菜うどん | 各850円 |
| 天ぷらそば/天ぷらうどん(白えびのかき揚げ入り) | 各1,000円 |
| カレーライス | 1,000円 |
| 白えびコロッケカレー | 1,500円 |
| ソフトクリーム(バニラ・抹茶・ミックス) | 600円 |
第1回のサンダーバードでおにぎりを買っていなければ、ここで買っておくのも手です。

店の前には、自転車をかけておけるスタンドもありました。

お食事・喫茶 あおき
駅前の角にある食堂と喫茶の店です。店先の黒板には、ひだ牛コロッケと立山コロッケ(里芋・チーズ)が各250円、イチゴスムージー500円、ベリーベリースムージー600円と書かれていました。カレーと牛丼は持ち帰りもできます。

近くには立山カルデラ砂防博物館もあります。


立山観光案内所で、電動アシスト自転車
駅前の立山観光案内所では、電動アシスト付きの自転車などを貸し出しています。看板の料金は3時間3,000円です。2023年度の観光庁の資料では、受付は午前中まで、11歳以上・身長150cm以上が条件とされていました。車を置いて、駅のまわりを走ってみるのもよさそうです。
電動アシスト自転車なら、立山駅から第2回で紹介した称名平駐車場(遊歩道の入口)まで、自転車で上っていくこともできます。そこから先は自転車通行止めなので、レストハウス称名や滝へは歩きです。途中には第1回のドライブイン剣もあります。
立山駅まではレンタカーで来て、ここで電動アシスト自転車に乗りかえ、山の空気を感じながら軽いスポーツを楽しむ。そんな自然とふれあう回り方もありですね。

ロコモーション COFFEE AND BED
黒い外壁のカフェです。店先には「サイクルステーション立山」の旗が立っていて、取材の日も自転車の人を何人も見かけました。ケーキはお店で焼いた手作りで、テラス席は犬連れでも入れます。
北陸と信越の5県(富山・石川・福井・長野・新潟)に住んでいるか働いている人は、身分証を見せると10%引きになる「北信越割」がありました。


五十嶋商店
通りを渡ると、おにぎりの志鷹や五十嶋商店が並ぶ一角です。

太郎平小屋グループの総合案内所を兼ねた店で、地酒や食品、雑貨を扱っています。店の前のテーブルで、登山帰りの人がくつろいでいました。

立山吉峰温泉 ゆ〜ランドで、汗を流す
富山駅へ戻る道の途中、立山町吉峰のグリーンパーク吉峰の中に、日帰り温泉のゆ〜ランドがあります。取材の日は14時すぎに着きました。
公園の中には、宿泊やレストランのある「よしみねハイツ」もあります。

時間とお休み
開館は10時から21時まで(受付は20時30分まで)。お休みは毎週火曜日で、ほかにメンテナンスで休む日もあります。2026年10月は、6日(火)・27日(火)・28日(水)がお休みで、13日(火)と20日(火)は休まずに営業します(店頭の掲示より)。
毎月第3土曜・日曜は、保護者と一緒なら小学生以下の入浴料が無料(5人まで)になる「お子様無料デイ」です(2026年10月は17日・18日)。
駐車場は無料です。平日は、富山地方鉄道の岩峅寺駅から無料の送迎もあります(時刻は公式でご確認ください)。

料金と割引
入り口の掲示(2026年4月1日から)の料金です。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(中学生以上) | 750円 |
| こども(3歳以上・小学生以下) | 380円 |
| 幼児(2歳以下) | 無料 |
| 障害のある人(本人と介護者1名) | 大人720円・こども360円 |
| 団体(10名以上) | 大人720円・こども360円 |
| JAF会員(5名まで)・モンベル会員・イオンカード | 大人720円・こども360円 |
| 立山町民の75歳以上 | 500円 |
| 回数券(11枚つづり) | 7,500円 |
障害者手帳などの割引は、券売機の「その他の5%引き」ボタンで券を買い、受付で手帳を見せる形です。タオルやカミソリも館内で買えます。


入口と、町営バスのバス停
こちらがゆ〜ランドの入口です。建物の前には立山町営バスの「吉峰」のバス停もあります。


店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 立山吉峰温泉 ゆ〜ランド(グリーンパーク吉峰) |
| 住所 | 富山県中新川郡立山町吉峰野開12 |
| 営業時間 | 10:00〜21:00(受付は20:30まで) |
| 定休日 | 毎週火曜日(2026年10月は6日・27日・28日) |
| 入浴料 | 大人750円・こども380円 |
| 電話 | 076-483-2828 |
富山駅に戻って、一杯
温泉から富山駅までは、車で30分ほどです。レンタカーを返したら、時間に余裕がある人は、富山駅の「とやマルシェ」で一杯やって帰るのもいいですね。
さいごに
立山の紅葉は、上まで行かなくても楽しめます。レンタカーで好きな音楽をかけて、道なりに走るだけ。それだけで、ちょっとした山のドライブになりますよ〜!
帰りはお風呂で汗を流して、富山駅へ。時間に余裕があれば、車を返したあとに、富山駅の「とやマルシェ」にあるすし玉で、ビールとお寿司で一杯。そんな締めはいかがでしょうか〜!



この記事は2026年10月11日時点の、現地の様子と、各施設の店頭の掲示、公式サイトをもとに書いています。営業時間や料金、道路の状況は変わることがあるので、おでかけ前に公式でご確認くださいね。


