祖母の手作り味噌が、本当においしかったんです。
その味噌が食べられなくなってから数年、市販の味噌を買っては「なんか違う」と思いながら使っていました。それが、富山大和の地下で偶然見つけた新村こうじみそ商店の「二代目こうじ屋味噌」に出会ってから、毎朝味噌汁を作るようになりました。
今回は、私の朝をすっかり変えてしまったこの味噌の話です。
🥣 新村こうじみそ商店「二代目こうじ屋味噌」
- 富山市の糀(こうじ)屋。創業は1897年(明治30年)
- 二代目こうじ屋味噌は、こうじをたっぷり使った天然醸造の味噌
- 公式サイトでは「当店人気 NO.1」「味噌汁に最適」
- 富山大和(総曲輪フェリオ)の地下食品街で買える
- 本店は富山市堀川小泉町。通信販売もあり

祖母の手作り味噌と、「これじゃない」の数年
うちの味噌は、もともと祖母の手作りでした。これがね、本当においしかったんですよ! 毎日の味噌汁も、もちろんその味噌です。
ところが、祖母が体調を崩してしまって。味噌を作れなくなりました。
さあ困った。母も私も、です。
しかたなくスーパーで味噌を買ってきて、味噌汁を作ってみる。……うーん、なんか違う。まずいわけじゃないんです。でも、これじゃない。
別の味噌を買ってきても、やっぱり「これじゃないんだよなぁ」。
そう思いながらも、ほかに当てがないので使い続ける。そんなモヤモヤした数年でした。
富山大和の地下で見つけた「二代目」
出会いは数年前。富山大和の地下の食品売り場です。味噌を探しに行ったわけでもなく、ほんとにたまたま。そこに並んでいたのが、新村こうじみそ商店の「二代目こうじ屋味噌」でした。
袋には「まろやか・天然醸造」の文字。じゃあ、ためしにひとつ。
……で、ここから私の朝がガラッと変わりました! 気づいたら、毎朝味噌汁を作ってるんです。今では味噌汁が朝ごはんの主役です。
公式サイトの商品紹介では、二代目こうじ屋味噌は「こうじをたっぷり使用したロングセラー。味噌汁に最適です。」と紹介されています。そして「当店人気 NO.1!」。なんだ、みんなとっくに知ってたのか……。もしかして、富山ではすごく有名な味噌なの?
1897年創業、富山市の糀屋「新村こうじみそ商店」
OFFICIAL新村こうじみそ商店 公式サイト創業明治30年、富山市の糀屋。こうじ・味噌・甘酒・かぶら寿しshinmurakoujimiso.com新村こうじみそ商店は、富山市の糀屋さんです。公式サイトの会社情報によると、創業は1897年(明治30年)。はじまりは、お米を預かって糀に加工する仕事でした。
昔の富山では、家で味噌を作るのが当たり前で、糀屋はその糀を作る店でした。1970年ごろから家での味噌づくりが減りはじめ、そのころから自分の店での味噌づくりを本格的に始めたそうです。祖母が家で味噌を作っていたのも、この富山の文化の中にあったんですね。
「新村のこだわり」のページによると、糀は創業時からの「こうじ蓋(ぶた)製法」。種麹(たねこうじ)を混ぜた米を麹蓋という木の箱に盛って、一枚ずつ棚に並べて育てる方法です。味噌は秋にとれた大豆で仕込み、1年近くかけて熟成させます。夏の暑さから味噌を守るため、山あいの富山市楡原(にれはら)に貯蔵倉庫を置いているそうです。
| 材料・つくり | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| 米 | 富山県産コシヒカリだけを使用 |
| 大豆 | 富山県産「オオツル」を100%使用。3時間かけて炊く |
| 水 | 立山連峰から流れる軟水 |
| 熟成 | 1年(天然醸造) |
蔵に味噌樽が並ぶ様子は、公式Instagramの最初の投稿で見られます。
Instagramでこの投稿を見る
気づけば、毎朝味噌汁を作る生活に
二代目に出会ってから、気づけば毎朝味噌汁を作るようになっていました。具はだいたい「冷蔵庫に何があるか」で決まります。というわけで、ここからは実際にうちで作った味噌汁を、ずらっと並べます。

納豆ごはんと、三つ葉となめこの味噌汁。

三つ葉となめこの味噌汁。三つ葉は仕上げにのせるだけです。

キャベツとなめこ。キャベツは火を通すと甘くなるので、味噌のやさしい味とよく合います。

なめこ、わかめ、豆腐、とろろ昆布。

なめこの味噌汁に、ねぎを散らしました。

器を赤いお椀に替えると、同じ味噌汁でもぐっと和の朝ごはんらしくなります。

しめじとしいたけ。きのこだけの日も、だしがよく出ます。


最後は、フリーズドライの具を使った一杯。具はフリーズドライに任せて、味噌だけこの二代目にすれば、サクッと作れます。忙しい朝はこれで十分です。
みっけのレシピ 一人暮らしでも続く、きのこの味噌汁
一人分の味噌汁って、作るのがちょっとおっくうなんですよね。鍋いっぱい作っても、一人だと飲みきれないし。
そこで私がやっているのが、「スープだけ作り置きして、味噌は1杯ずつ溶く」作り方です。今回はきのこの味噌汁で紹介します。

材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| きのこ | 好きなものを、好きなだけ |
| 水 | 好きな分量 |
| 顆粒だし(私は本だし) | 好みの量 |
| 新村こうじみそ 二代目こうじ屋味噌 | 1杯分ずつ |
作り方
- 鍋に水と本だしを入れて沸かし、きのこを入れて火を通す。これが「味噌を入れる前のスープ」
- お椀にスープを1杯分よそって、そこで味噌を溶く。作るのは、飲む1杯分だけ
- 残ったスープは、味噌を入れないまま冷まして冷蔵庫へ
- 次に飲むときは、スープを1杯分だけ温めて、またお椀で味噌を溶く
ポイント
この方法なら、味噌を何度も温め直さずにすみます。だから、せっかくの味噌の風味が飛びません。二代目のまろやかさを、毎回そのまま味わえます。
シェラカップで食べる、味噌汁のある朝ごはん
うちの朝ごはんは、ごはんと味噌汁をシェラカップ(キャンプで使う、取っ手のついた金属のカップ)によそうことが多いです。金属なので割れる心配がなく、取っ手がついています。

この日は焼き鮭、目玉焼き、サラダのワンプレートに、ゆかりごはんと味噌汁。味噌汁があると、それだけで「ちゃんと朝ごはんを食べた」気持ちになります。

ハムエッグと水菜の日。マグカップもごはんの器も金属でそろえています。

おかずは焼き鮭とハムエッグ、漬物くらい。おかずが少ない日でも、味噌汁が一杯あれば成り立ちます。
味噌汁から始まった、写真と部屋の話
毎朝味噌汁を作っていると、だんだん写真に撮りたくなってくるんですよね。
気づけば、ふだんから写真を撮るのが習慣になっていました。この記事の写真も、全部私が撮ったものです。
で、撮るものは味噌汁だけでは終わらず……部屋を撮るのまで趣味になっちゃいました。せっかくなので、毎朝味噌汁を飲んでいる部屋もちょっとだけ見てください。

棚の上には、ガラスの瓶に挿した植物を並べています。右のガラスの器は、水の中に根っこがのびているのが見えるようにしてあります。

コンクリートブロックに木の板を渡した棚には、緑の瓶に挿したポトスと、奥にモンステラ。

部屋の角には、snow peak(スノーピーク。新潟のアウトドア用品メーカー)の椅子。隣の白い椅子には、流木に付けたビカクシダをのせています。
シェラカップも、アウトドア用の椅子も、もとはキャンプの道具です。外で使う道具を、家の毎日で使っています。味噌汁を作って、この部屋で飲む。これが今の私の朝です。
それにしても、まさか味噌ひとつで、朝ごはんどころか趣味まで変わっちゃうとは……!
二代目こうじ屋味噌が買える場所
公式サイトの店舗情報に載っている売り場は、次のとおりです。私が買っているのは、富山大和の地下の売り場です。
| 売り場 | 住所 | 営業時間・休み |
|---|---|---|
| 総曲輪フェリオ 地下食品街店 | 富山市総曲輪3丁目8-6(富山大和の地下) | 10:00〜19:00(フェリオ大和の営業日による) |
| 本店 | 富山市堀川小泉町793番地10 | 9:00〜18:00(日曜・祝日・年末年始・GW・夏季休業) |
| 自販機ショップ越國屋(こしくにや)/元気工房 | 富山市経力5 | 10:00〜17:00 |
| 南店・工場(味噌貯蔵倉庫) | 富山市楡原石黒谷 | 営業日は不定期 |
富山大和の売り場は、公式サイトの沿革によると2007年(平成19年)に地下1階の食品売場に開いたブースです。県外の人や、お店に行けない人はオンラインショップから通信販売で買えます。
| オンラインショップの商品 | 値段 |
|---|---|
| 二代目こうじ屋味噌 400g | 525円 |
| 二代目こうじ屋味噌 800g | 1,050円 |
※値段は2026年10月10日時点のオンラインショップの表示です。この時点で800gは売り切れ(再入荷のお知らせを受付中)でした。
公式の商品紹介には、二代目よりさらにこうじを多くした減塩の「三代目こうじ屋味噌」や、有機の大豆と米を使った「富山いきいき味噌」も載っています。
地図
私が買っている富山大和の売り場の地図です。富山大和は、総曲輪のフェリオの中にあります。
Googleマップ
最寄りの電停
最寄りは、富山地方鉄道 市内電車の「グランドプラザ前」停留場です。電停を降りてすぐ、富山大和の入るフェリオの前です(約50m)。

店舗情報
| 店名 | 新村こうじみそ商店(合同会社 新村こうじみそ商店) |
| 本店 | 富山県富山市堀川小泉町793番地10 |
| 電話 | 076-421-6428 |
| 本店の営業時間 | 9:00〜18:00 |
| 本店の休業日 | 日曜・祝日・年末年始・GW・夏季休業 |
| 富山大和の売り場 | 総曲輪フェリオ 地下食品街店(10:00〜19:00・フェリオ大和の営業日による) |
| 創業 | 1897年(明治30年) |
| 通信販売 | あり(公式オンラインショップ) |
さいごに
味噌ひとつで朝ごはんが変わるなんて、正直、自分でもびっくりしています!
大和の地下の売り場なら、買い物のついでにふらっと寄れますね。市販の味噌で「なんか違うな〜」と思っている人は、一度この二代目で味噌汁を作ってみてはいかがでしょうか〜!
朝ごはんの話でいうと、富山市西町には朝7時から開いているおにぎり屋さんもあります。

この記事は2026年10月10日時点の、新村こうじみそ商店の公式サイト・オンラインショップをもとに書いています。値段や売り場は変わることもあるので、おでかけ前に公式でご確認くださいね。







