地鉄の路線バスが10月1日から値上げ、初乗り200円に|29年ぶり、1日フリーきっぷは750円【富山】

富山地方鉄道 路線バス 運賃改定のイメージ

🚌 地鉄の路線バス、2026年10月1日から新しい運賃

富山地方鉄道(地鉄)の路線バスの運賃が、2026年10月1日(木)から改定されました。初乗りは170円 → 200円。富山駅前を中心にした均一の区間は210円 → 240円、240円 → 280円です。

値上げは、消費税率の引き上げに合わせたものを除くと1997年(平成9年)4月以来、29年ぶりです。市内電車・バス1日フリーきっぷは650円 → 750円、定期券も変わっています。

目次

普通運賃、何円から何円に

区分9月30日まで10月1日から
初乗り(いちばん安い運賃)170円200円
富山駅前中心の均一区間210円240円
富山駅前中心の均一区間240円280円

ほかの区間も変わっていて、1回の値上げ幅は最大50円までと決められています。自分が乗る区間の新しい運賃は、系統ごとの運賃表(PDF・54ページ)で確かめられます。

※ ICカードで払ったときの10%割引はそのままです。ただしフィーダーバスだけは、割引が15% → 10%に変わります。

1日フリーきっぷ・アプリのきっぷ

きっぷ9月30日まで10月1日から
市内電車・バス1日フリーきっぷ(大人)650円750円
市内電車・バス1日フリーきっぷ(小児)330円380円
休日バス全線1日フリーきっぷ(大人)1,000円1,200円
休日バス全線1日フリーきっぷ(小児)500円600円
空港まちなかフリーチケット(大人)※my route1,500円1,800円
空港まちなかフリーチケット(小児)※my route980円1,200円

市内電車・バス1日フリーきっぷで乗れるバスの範囲の書き方が、「富山駅前から280円区間」から「富山駅前から330円区間」に変わります。乗れる範囲そのものは変わりません(運賃が上がったぶん、数字だけ書き換わったもの)。

※ 休日バス全線1日フリーきっぷが使えるのは、土日祝日、8月13日〜16日、12月29日〜1月3日。路線バス全線(高速バス・特殊路線を除く)に乗れます。

※ アプリ「my route」で9月30日までに旧価格で買ったデジタルチケットは、チケットに書かれた有効期間内なら10月1日以降もそのまま使えます。

※ 富山空港線の回数券(5枚つづり)は廃止されました。

定期券の主な変更

  • 通勤定期の割引率が26% → 30%に上がります
  • 市電バス全線フリー定期に、通勤6か月(163,100円)が新しくできました
  • ゴールドパスなど高齢者向けの割引定期は、対象が63歳以上 → 65歳以上に変わります
  • 環境定期券の制度は廃止されました
  • そのほかの定期も、普通運賃に合わせて改定されています

※ 10月1日より前に、10月1日以降の期間の定期券を買った場合は、改定前の運賃と制度(ゴールドパスの対象年齢など)で買えます(富山地方鉄道のお知らせ)。

高齢者向けの定期・フリー定期の新しい値段

定期1か月(9月30日まで)1か月(10月1日から)長い期間の新しい値段
ゴールドパス(65歳以上)7,800円9,000円86,400円(1か年)
夫婦deゴールド(65歳以上の夫婦が同時に購入)5,500円6,500円62,400円(1か年)
いきいきパス(運転免許を返納した65歳以上)6,800円8,000円74,400円(1か年)
市電バス全線フリー定期(通勤)27,200円30,200円163,100円(6か月・新設)
市電バス全線フリー定期(通学)18,600円21,000円—
バス地帯制区間フリー定期(通勤)11,390円12,600円68,040円(6か月)
市電バス地帯制共通定期(通勤)12,080円13,440円72,580円(6か月)

※ ゴールドパス・夫婦deゴールド・いきいきパスは、地鉄の鉄道線・市内電車・路線バス全線に乗り降り自由の定期です。3か月・6か月の値段は、地鉄の「特殊割引定期旅客運賃」(PDF)に載っています。

値上げの理由

地鉄は、燃料費や資材の値上がり、利用する人の減少、運転手不足を解消するための賃金・労働環境の改善を理由に、2026年6月24日付で国土交通省 北陸信越運輸局へ上限運賃の変更を申請し、その後認可を受けました。(出典:富山地方鉄道「一般乗合バスの上限運賃変更認可申請について」2026年7月2日、同「一般乗合バスの運賃改定について」2026年8月27日)

さいごに

初乗りで30円、毎日の通勤なら往復で60円。じわっと効いてくる額ですね。

一方で、通勤定期は割引率が26%から30%に上がっています。毎日乗る人は、回数で払うのと定期とで一度くらべておくと、損をせずにすみます。ゴールドパスは対象が65歳以上に変わったので、63歳・64歳で使っていた人は、更新のときに窓口で一度確かめておくと安心です。

10月5日(月)〜23日(金)の平日は、県のキャンペーンで地鉄のバスも1回150円・90分乗り放題になります(300円の2枚つづり・事前の参加登録が必要)。

市内電車・バス1日フリーきっぷの150円引きクーポンは、10月31日まで(アンケートに答えるともらえる大人料金用・1人1回・先着2,600名)です。

INFO一般乗合バスの運賃改定について富山地方鉄道|chitetsu.co.jp

運賃表 → 系統ごとの運賃表(PDF) / 定期運賃表(PDF) / 特殊割引定期旅客運賃(PDF) / my route デジタルチケットの価格改定

この記事は2026年10月8日時点の、富山地方鉄道公式サイト(運賃改定のお知らせ・運賃表PDF・定期運賃表PDF・特殊割引定期旅客運賃PDF)、my route 富山のお知らせ、富山県「電車・バスで行こう!」、富山港線路面電車化20周年の特設サイトをもとに書いています。運賃・定期の詳しい内容は、富山地鉄テレホンセンター(076-432-3456)でご確認くださいね。

※アイキャッチ画像はイメージです(実際の車両ではありません)。

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この記事を書いた人

かおるのアバター かおる 富山みっけ 編集人

富山みっけの中の人です。
ふだんはWebエンジニアで、システム寄りの仕事をしています。もともと書く人ではないので、むずかしい言葉を使わずに書くようにしています。
カメラは昔からやっていて、得意なのはライブハウスやクラブの撮影です。PR記事の取材では、撮影までやらせてもらうこともあります。
お酒が好きで、一日の終わりの晩酌が生きがいです。富山は酒も魚もうまいので、それだけで住んでいる価値があると思っています。休みの日は自転車で走っています。

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